焼津市地域おこし協力隊の第一の目的として「移住者から見た焼津の魅力を発掘」し、SNSにて情報発信を行うことがあります。
焼津市の地域おこし協力隊としては、私が初代ですので、先輩は居らず、担当者である観光課の職員さんや地域の方、企業様も焼津に馴染めるように焼津の場所・コト・人を教えてくださいました。
「移住者」目線として気張らないSNSでの情報発信を行い、
Twitterフォロワー数11,496(Twitter:三浦愛@焼津市地域おこし協力隊)
Instagram フォロワー数10,829(Instagram:焼津地域おこし隊:三浦愛)
を獲得しました。
稀にバズることもあり、Twitterで発信した、釣り中に偶然撮れた貝に住んでいるタコの映像「貝からタコ」は再生数600万回、いいね数19万を超え、数多くのメディアに紹介されました。
NHK、SBS、静岡第一テレビ、日本テレビ(ZIP)、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、名古屋テレビ、ABC news、クレイジー、grape、FUNDO、ねとらぼ から取材を受けました。
自己紹介をせずとも初めてお会いした方からも「釣りの…」や「タコの…」と言ってくださるので話が弾みます(これぞ他己(タコ)紹介…笑)
貝が釣れたと思ったら
— 三浦愛@焼津市地域おこし協力隊 (@ailovefish0511) July 7, 2019
声デカかったらすいませぬ pic.twitter.com/V4Pq1jfC1W
発信の当初からフォロワーの約半数は静岡県内の方、その多くが焼津市の方でした。
コメントやリツイートから地域愛が伝わってきます。
企業様からの情報提供もあり、発信する事には困りませんでした。それくらい地域の中には活発に活動されている方が多くいらっしゃるということですね。
また情報発信は、焼津市の魅力発信だけでなく自分の活動報告も活発に行いました。
その結果、焼津の方はもちろん、全国に「焼津市地域おこし協力隊」を知っていただけるきっかけとなりました。
初心者釣り教室やイベント等は告知も結果報告もSNSで行うことにより、「安心して参加できる」「参加する際のハードルが低い」等嬉しいお言葉もいただいております。
SNSからの発展で焼津の素敵な雑貨店NEST さんの広告モデルも務めさせていただけたり、TVや雑誌等のメディアにも出演させていただきました。
焼津エール飯
「焼津エール飯」は、コロナで客足の減少してしまった飲食店がテイクアウトを始めた事を周知させていただく為のWebページです。
Instagram のアカウントを持っているお店限定でお声掛けさせていただき、またはお店からのお問い合わせで掲載させていただきました。
また、これを機にInstagram を始めるお店様も多く、来店してInstagramのレクチャーをさせていただきました。
最初は使い方もままならない感じのお店もありましたが、いつの間にか文章も写真も工夫してアップしてくださり、4月サイトオープンから掲載店舗104店に増加し、9月末現在14万PVを更新しています。
これは、Instagram が手軽に更新可能でお店の負担になりにくい点、お客様からの「#焼津エール飯」での相互的な発信により、「焼津エール飯」が焼津の飲食店検索サイトに発展した結果だと思います。
SNSは無料の広告ツールとして地域発展にも寄与するものです。私自身も広告ツールとしてはほぼSNSのみで行っていますので、地域で活動している地域おこし協力隊はSNSの利活用をオススメします。
SNSを上手に活用することは任期中の活動をスムーズにする効果や、3年後独立を考えている方には良いブランディングであると考えます。ぜひ活用してみてください!
任期1年目では3年後の独立で迷っていましたが、3年後の今、SNSで仕事をする事が出来、個人事業主になり焼津に引き続き定住することが決まりましたので経験としてご紹介しました。